治療の３ステップ
当院での治療をご希望の方は
応急処置のあと
必ず3ステップに従ってプラークコントロールの為の
ブラッシングレッスン、パウダークリーニング、トリートメント（全て有料）
を受けていただきます。
これは本当の意味で
あなたさまにしっかり治っていただきたいからです。
当院でのいわゆる治療が
あなたさまにとって
一生で最後の治療になって欲しいのです。
初めてお通いになる方へ（治療の３ステップ）
応急処置 ＋ 検査
痛みがある場合、痛みを取り除く応急治療をいたします。
今後の治療計画を立てるために必要な検査を実施いたします。
レントゲン写真、むし歯、歯周病検査、お口の写真撮影を行います。
ステップ−１ 原因の除去（プラークコントロールの徹底）
もしもあなたの家にシロアリやネズミがいて大切な家の柱や壁に穴をあけてしまったらどうしますか…?
✖️（間違った例）
大変だ！・・・はやく穴を直さなきゃ！急いで大工さんに修理してもらおう！
→やった！もうきれいになおったぞ（・・・これで一安心）
→ありゃりゃ？？？！！大変だ！またシロアリやネズミが・・・
◯（正しい例）
まずは害虫駆除だな！！
→シロアリやネズミがいなくなったらさっそく大工さんに修理をたのもう！
→柱や壁もなおったし、いやなシロアリやネズミもいなくなったからもう安心！
→・・・でも今後はシロアリやネズミが居着かないように時々点検してもらおう
虫歯の治療も同じです！虫歯になったからといって、原因の除去をしないですぐに治療をしてしまっても再び虫歯になる確率が高いのです
まずは、原因であるプラークをしっかりコントロールしてから治療に入りましょう
ステップ−２ 機能の回復（虫歯、歯周病の治療）
ステップー１で原因の除去ができたら、ステップ−２の機能の回復（治療）を行います。
◎虫歯・・・進行状況によりC１〜C４の４タイプに分類します。
C１ 虫歯ができ始める。〜定期検診で早めに虫歯を発見し、すぐに治療します。
C２ 虫歯が進んでときどき痛むようになります。〜この時点で治療ができれば、患部を削って詰め物をする程度で済みます。
C３ 虫歯かなり進行しひどく痛むようになります。〜歯の神経や歯根を治療することになります。金属冠など、歯冠部にかぶせたり、詰めたりします。
C４ さらに進行し、歯冠部が溶け始めます。〜歯の神経や歯根を治療しますが、多くは抜歯になります。ブリッジや入れ歯を入れる場合もあります。
◎歯周病
歯周病とは、細菌の活動によって歯と歯茎の歯茎の間の結合組織が破壊され歯周ポケットと呼ばれる溝ができ、だんだん深くなっていく病気です。
歯周ポケットが深くなると歯ブラシが届かなくなり、歯垢や歯石がたまって常に歯茎が炎症を起こす状態になってしまいます。
そうするとますます歯周組織が破壊されてしまい。悪循環に陥ってしまいます。
精密検査をおこない、歯石が沈着している場合は除去を行います。
ステップ−３ 再発の予防（メンテナンス、定期検診）
ステップ−２で機能の回復の治療が完了したら患者様のペースに合わせてのメンテナンスや定期検診を受けていただくことをおすすめします。
当医院では、以上の３つのステップで治療に当たっていきます。歯の治療は『これで最後！』というつもりで行い、以後は再発防止に努めもしも新しく虫歯ができたり、歯周病が進行しても『早期発見・早期治療』をすることで悪化させないようにしていただきたいと思います。
なぜメンテナンスが必要なのか？
例えば、自動車には車検をいう検査が義務付けられています。自動車は人を乗せて走る乗り物です。・・・もし自動車のトラブルが原因で事故を起こしたら人の生命に関わる重大なことになってしまいます。
こうしたトラブルを事前に発見するために車検という検査が必要なのです。
では、なぜ直接人の生命に関わる医療の検診やメンテナンスが義務付けられていないのでしょうか？
・・・それは、私たち個人の問題だからです。
自分の身体のことは自分で守らなければなりません！
自動車のように買い替えができるものにさえ車検があります。
だけど私たちの身体は買い替えることはできません！
なので検診を受けないのは良くないと思いませんか？
自分の身体や歯を自動車以上に管理、維持するためには定期的に検診をし予防することが大切です。
歯も大切な身体の一部です。虫歯や歯周病などを治療しても再発し、痛みが出たり新たな虫歯ができたりなどのトラブルを起こさないように、定期的なメンテナンスで予防しましょう。
当院の、「医院理念」、「スリーステップ」、「インプラント治療」について、
当院長が動画（YouTube）でわかりやすく説明しています。ぜひご覧ください。
